- -R は binary に埋めこまれる RPATH に影響するので,binary level。 他の machine がその binary のある directory を mount すれば, run path の設定変更をせずとも実行できる。
- というか,そもそも全 machine で crle するつもりがない(笑)し,必要もない。
glib は今回の例なだけで,結局は論点が違う気がするけど,一応お答えすると。 glib など,1つの package で多数の library が提供されるものは,一般的な /usr/local/lib に install したくない。というのは,user が多い場合 version up の際に上書き install なんてもってのほかで,何か不具合が 見つかった瞬間にすぐ以前の version に戻せるようにしておかないといけないし, install 中も user がそれを使っている可能性も考慮しないといけないから (私の場合,具体的には 1つの sym-link 張りかえ一発)。 そういう意味では運用形態を分析してるつもりだな。
あと,上野さんの「素朴な質問」に向けたのは「crle があります」っていうこれだけで,あとは お答えではないわけで (あたりまえ),「勝手にまとめられてもねえ」とか言われても, 質問にお答えしたことから派生した私の考えは, 私の日記なんだから私が勝手にまとめるわけで。それに反論なさったりするのは 自由だと思うし歓迎もするけど,まとめたこと自体を 非難されるのは理由が分かんないね。
関係ないけど,「そういう管理経験のある (と自負する) 人々は往々にして大は小を兼ねると誤解する傾向にあるような気がします」だとか, 「そうか、automount が惡なのかな。(今頃気付く)」だとかの書き方は, 上手いテクニックだなあと思う今日このごろ。「傾向」などと言うからには, さぞ沢山の偏ってないサンプルとお知りあいなんでしょうね,とか (しかも この文が良心的とか自分で言ってはるし...)。 「automount が悪」って,automount の利点や必要性を十分理解した上で仰言ってるん ですよね?とか。裏を読んでしまうというのは,そのままお返しします。
「結局は規模の問題だとは思うのですが」は,完全に同意します。
トンカチ。