注) これは negative campaign ではありません。;-p
なぜか T|X が手に入りそうなので(ぉぃ),日本語化について思ってたことを...。 JaPon は素晴らしいと思います。現在存在する日本語化 method としては 最良でしょう。API速度,1byteカナ表示,ソートなど,死角はありません。 ライセンス形態も良心的だと思います。そんな風に思っている私が JaPon を使わず CJKOS を使う理由は,いくつかあります。
- モトヤシーダ
- 嫌いではないが,好きでもない。TrueType の 無料配布が始まった直後に download したが,使う場面はなかった。 一部の文字の重心がずれている感じがするので, 特に文章にして見たときにガタガタした印象を受ける。 懐のとり方に偏りを感じる文字も多い。 更に,JaPon用のものは bitmap 化されているが,その bitmap化の過程が ぞんざいだと思う。 実際にどうやったかは分からないけど,いかにも「自動変換しました」と いう印象を受け,お世辞にも美しいとは言い難い。 Bitmap には bitmap の「美しく見せる dot の打ち方」と いうものがある。やっぱり,最初から bitmap として作られた 他のフォントを使用されたほうがよかったのではと思う。
- フォント作成
- 私はやはりフォントが非常に重要だと思うので,「じゃ自作かな?」と 思うわけだけど,リソース解析は禁止らしく,やる気が起きない。 作者様に問いあわせればサポートしていただけるそうだが,そんなの めんどくさいし,control されている感じもイヤ。 作者様はシーダの prc を作成されているわけで,やり方は 完全に知っているはずなのに「できるだけのサポートをする」という状況がよく 想像できないし,そもそも 「聞けば教えてあげるけど自分で調べちゃダメ」という理由が分からない。
- 安定性
- 私は J-OS,CJKOS,JaPon の source を見たわけではないし,PalmOS 自体よく 理解していないので想像だけど, J-OS や JaPon は比較的低レイヤ,CJKOS は高レイヤで日本語化を 実現していると思う。ちなみに Yomeru は更に高そう。 きっと低レイヤで行うほうが,いわゆる「正規日本語版」に近い動きが 可能だろうし高速にもなると思うので良いのだが,逆に bug や相性問題等が あった場合,低レイヤのほうが深刻になると思う。実際私は J-OS と JaPon では hard reset を余儀なくされた経験があるが, CJKOS では皆無 (on/off に soft reset すら必要ないしね)。 Bug は枯れれば減らせるだろうけど,相性問題は難しい。 PDA は日常的に使うもので,外出時など restoreできない/してる暇がない 状況で使うことも非常に多いため, CJKOS のこの安心感は非常に重要だと思う。