Y.A.S.D.

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まあ,タイトルもタイトルだし,確かにSunももうちょっとどうにかしたら いいのにとは思うが,それにつけても あいかわらずこの人の言うことは,まったく意味が分からない。

Sunは引き続きJavaコードを厳格にコントロールしていくと言い張っているが、 それがオープンソースコミュニティでの同言語の普及を妨げ、この分野(そし ておそらくは将来も)をPythonやPerlなどのスクリプト言語のライバルに譲り 渡すことで、Sunの長期的な利害を損ねてきた

はっきり言って,Sun にとっちゃ,よけいなお世話だろう。 実際,譲り渡してるとも思わない。そう判断するだけの根拠もない。 っていうか,「言い張っている」って何よ? (> C|net Japan??)

選択肢はコントロールか普及かのいずれかであり、

どうしていきなり二元論になるのか分からん。根拠がない。 実際,コントロールしつつ普及してんじゃん。

また『オープンソースは仲間だ』とは言ってもSunはコントロールのほうを 選んでいるようだ。

「仲間だ」っつーのと,「自分もそうする」っつーのは違う。 ちょっと考えれば「共存」の意味だってことは誰でも分かる。 なんでさも同じであるかのような言い方をするのか。悪意があるのか, それとも本当に分かってないのか。

Sunの条件はあまりに制限が多く、スタンドアロンの開発ツールはもちろんの こと、ブラウザのプラグインとしてもJavaのバイナリをLinuxのディストリビュー ションに含めることができないほどだ

結局そういうことか。ディストリビューションに含められなくて 面倒くさいと思うのは Linux の勝手だ。制限が多くて使いたくなきゃ使わなきゃいい。 そのライセンスでも普及するとSunは考えているからこそ,そうしてるんだろうし。 嫌ならもっと立派な代替言語でも作ったらよかろうに。

っていうか,自分が使いたいものが,普段の自分の使い方で使えないのが 気に入らないだけなんでしょ? それを使うことができるだけで, ほんとは感謝すべきなんじゃないの? なんか,OpenOffice.org のユーザグループ(の一部の人?)が,最初のころ StarOffice を異常に敵視してて滑稽だったのを思いだした。だれのおかげで使えると 思ってんだろう,ほんと。

いずれにしても,このテの正義漢きどりは手がつけられない。 どうせオープンにしたらしたで,また 「それはGPLじゃねぇ!」とか言うんでしょ。

 

 

[Masubi]
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